- トップページ
- 花火を撮るテクニック
2015-06-08 15:38:50
花火を撮るテクニック
今までカメラの構造等について話してきましたが、今回からは撮影のテクニックについて話していきます。まずはこれから機会が多くなる花火を撮影するテクニックです。事前の準備が大事ですので、しっかり読んでプランを立てましょう。
最初に写真を撮る場所を決めます。夜なので撮影スピードを遅くして撮る為、ブレが出ない様に三脚を立てるなら混雑する花火見物の会場は避けて、他の人の迷惑にならない場所を確保しましょう。また、風下には陣取らない方が良いです。煙や花火の燃えカスといったものが来る可能性があります。
花火を撮影する際には露出とフォーカスを自分でマニュアル設定できるカメラが良いですが、無い場合は夜景モードにしておきます。マニュアル設定の出来る方は、シャッタースピードを3~4秒、絞りはF8.0前後で明るさに応じて変更します。現地に着いたら最初はテスト撮影のつもりで調整しながら撮影しましょう。大抵の花火大会は後半の方が盛り上がるので、設定をきちんとすればちゃんと素敵な写真が撮れると思います。ISOは100程度でも撮影出来ます。暗いからと感度を上げると真っ白な写真が出来上がるので、気を付けて下さい。また、手ブレを抑える為にケーブルレリーズやリモコンシャッターを用意しておくと便利です。
いざ撮影となった時には、シャッターを押してから実際にシャッターが開くまでの時差があるので、花火を捉える為にはワンテンポ早くシャッターを押す様にしましょう。慣れないとこれが結構難しいです。コツさえ掴めば良い写真が撮れるようになると思うので、花火大会の度に練習して腕を上げましょう!